レクサス・新型RX vs トヨタ・ハリアーを徹底比較!

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2019年8月29日にマイナーチェンジを迎えたレクサス新型RXに対して、ハリアーは2013年発売で2020年にフルモデルチェンジが噂される事からもモデル末期。

かつてプラットフォームを共用し、兄弟車と呼ばれた2台が別々に成長を遂げ、どういう形で変わっていったのか比較する事で紹介していきたいと思います。

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レクサス・新型RX VS トヨタ・ハリアー 価格を比較

まずはハッキリと両者の違いを理解するために、価格から比較していこうと思います。

最安グレード 最高グレード
ハリアー ELEGANCE 2WD

3,004,100円(税込)

PROGRESS
“Metal and Leather
Package”5,045,700円(税込)
RX RX300 2WD

5,130,000円 (税込)

RX450hL AWD

7,960,000円(税込)

最安のベースグレードで約2,000,000円、最高グレードで比較すると約3,000,000円の差があります。

それもそのはず、どちらも国内ではリセールバリューが最高クラスの人気車ですが、かたやハリアーはほぼ国内の販売に特化していて、かたやRXに関してはレクサスのプレミアムSUVとして世界中で人気のある車種です。

レクサス新型RXとトヨタハリアーを、購入するために比較検討してる方もいらっしゃるかもしれませんが、値段だけで見れば、RX450hLを購入すればハリアーの一部グレードを2台購入できることになるので、比較対象にするのは難しいといえるでしょう。

引用:https://toyota.jp/harrier/

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レクサス・新型RX VS トヨタ・ハリアー ボディの大きさはどう違う?

かつてプラットフォームを共用していた2台はモデルチェンジを経るたびに違う存在になっていきました。

ボディサイズの違いにもそれが表れています。

比較を分かりやすくするために最近トヨタから発売し、人気を博している新型本格クロカンSUVのRAV4とRXの弟分であるレクサスのNXのボディサイズも載せていきたいと思います。

全長 全幅 全高 ホイールベース 重量
レクサスRX 4,890mm 1,895mm 1,690mm 2,790mm 1.93t~2.14t
レクサスNX 4,630mm 1,845mm 1,645mm 2660mm 1,71t~1,89t
トヨタハリアー 4,720mm 1,835mm 1,690mm 2,660mm 1.56t~1.8t
トヨタRAV4 4,610mm 1,865mm 1,690mm 2,690mm 1,63~1,91t

こうしてみると新型レクサスRXが全体的にワンサイズ大きな車というのがわかりますよね。

ハリアーは今はRXではなく、NXとプラットフォームを共用しているので、現在の兄弟車はレクサスと言えるようです。

新型レクサスRXが世界の市場をターゲットとしているため、年々大型化しているのに対して、ハリアーはそもそも国内市場がターゲットなので、国内の道路で取り回しがしやすいようにそのままの大きさを保っているようですね。

引用:https://toyota.jp/harrier/

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レクサス・新型RX VS トヨタ・ハリアー エンジン、燃費を比較

次はそれぞれのエンジン毎の燃費を見ていきます。

燃費(JC08) 使用燃料 車両重量(kg)
RX

ターボ 

11.2~11.8 無鉛プレミアムガソリン 1,890~2,205
RX

ハイブリッド 

17.8~18.8 無鉛プレミアムガソリン 2,030~2,625
ハリアー

NA

14.8~16 ガソリン(レギュラー 1,580~1,945
ハリアー

ターボ

12.4~13 無鉛プレミアムガソリン 1,660~2,015
ハリアー

ハイブリッド

21.4 ガソリン(レギュラー 1,770~2,085

表にして見ると、ハリアーの燃費の良さが際立つ結果に。

新型レクサスRXはすべてハイオク仕様なのでコストパフォーマンスで考えてしまうとボディサイズの一回り小さいハリアーの燃費の良さが良くわかります。

しかし、新型レクサスRXの車重を考えると、2tオーバーの車重でこの燃費は新型レクサスRXもかなり健闘していると言えるのでは無いでしょうか。

RX450h“version L”(テレーンカーキマイカメタリック)<オプション装着車>

引用:https://gazoo.com/news/info/190829.html

レクサス・新型RX VS トヨタ・ハリアー 予防安全装備を比較

最後に、両者の予防安全装備を比較していきます。

先日マイナーチェンジが施され、安全装備も充実された新型レクサスRXと、モデル末期ながらもマイナーチェンジを何度もしていて、国内のミドルクラスSUVの中で抜群の人気を誇るハリアーの予防安全装備にはどれほどの差があるのでしょうか。

どちらもサポカー、サポカーSワイドに該当

新型レクサスRXとハリアーの両者共に、政府の定める「安全運転サポート車」の総称であるサポカー、サポカーSワイドに該当しています。

サポカー、サポカーSワイドとは、政府が交通事故防止対策の一環として普及啓発しているもので、衝突被害軽減ブレーキ(対歩行者)やペダル踏み間違い時加速抑制装置等、車線逸脱警報、先進ライト等を搭載している車両が該当し、運転者の操作ミスによる事故低減に有効であると認められています。

レクサス、トヨタ共に予防安全パッケージを用意している

サポカー、サポカーS<ワイド>

レクサス:Lexus Safety System + / パーキングサポートブレーキ[PKSB]

トヨタ:Toyota Safety Sense

・自動(被害軽減)ブレーキ(対歩行者)

・車線逸脱警報

・先進ライト

・ペダル踏み間違い時加速抑制装置

上記の機能がパッケージ化して販売されていて、新型レクサスRXとハリアーにも一部のグレード、一部の装備を除いて標準搭載されています。

新型レクサスRXの世界唯一の最新装備がすごい!

新型レクサスRXのマイナーチェンジで最も大きな注目を集めたの先進安全装備が、ブレードスキャンアダプティブハイビームシステム】です。

引用:https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1204209.html

これまでのオートハイビームの問題点は、先行車や対向車を幻惑しないようにした場合、その周辺の視界が制限されてしまうことにありました。

ブレードスキャンアダプティブハイビームシステムLEDの光と高速で回転する2個のブレードミラーを制御して使い、照射範囲を細かく制御する事によって、先行車や対向車にハイビームを浴びせずに、写真のように広い照射範囲を保つ事が出来ます。

これにより、先行車や対向車を幻惑せずに広い視界を得られる画期的な装備です。

「ブレードスキャンアダプティブハイビームシステム」の画像検索結果

引用:https://lexus.jp/models/rx/features/technology/

今のところ、世界で唯一新型レクサスRXにオプション設定されているのみになります。

以上、新型レクサスRXとトヨタ・ハリアーの比較をしてきました。

みなさんのご参考になれば幸いです。

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