レクサス・新型RXの自動車税は？エコカー減税ってあるの？

CO2削減が声高に叫ばれる昨今、環境性能に対する世間の目はますます厳しくなっています。

その中で世界屈指の人気を誇るプレミアムSUVであるレクサス新型RXははたしてエコなのか？

今回は税金やエコカー減税に焦点を当てて見ていきたいと思います。

レクサス・新型RX のエコカー減税ってあるの？

少し前までは、大型SUVといえばでかくて重いのだから、燃費が悪くて当然。

お金を捨てながら走っているようなものだと揶揄されるような車も存在していました。

しかし近年、自動車メーカーの様々な工夫と努力によって、燃費事情はかなりの改善をみせてきています。

約全長5メートル、全幅1.9メートル重量は2.2トンを超える国内屈指の大型SUVであるレクサス新型ＲＸも例外ではありません。

エコカー減税はその車がどれだけ環境に優しいのかを知る指標になります。

エコカー減税を受ける条件とレクサス新型RXがエコカー減税を受けられるのかを見ていきたいと思います。

エコカー減税とは？

環境性能に優れた車に対する、自動車税、自動車重量税が軽減される優遇措置のことです。

以下の表が適用基準になります。

（引用：https://www.honda.co.jp/green-tax/reduction/）

と、最大で自動車重量税は全額免除、自動車税も最大で７５％の軽減とかなり大きな優遇措置となっています。

ただし、もちろん適用期間も設けられています。

・重量税：2019年5月1日～2021年4月30日までに新車登録および最初の車検を受ける場合

・自動車税：2021年3月31日までに新車を取得する場合

と、なっていますが期間が過ぎても、新たに設定される事が多いので、今の優遇措置の期間がこれ位で、過ぎると少し優遇措置が変わってしまうかも、という認識でいいと思います。

自動車取得税の代わりに環境性能割が導入

2019年10月の消費税増税のタイミングに合わせて、自動車取得税が廃止され、新たに環境性能割が導入されました。

ちょっとわかりにくいので、それぞれの特徴を並べてみます。

自動車取得税

・自動車の購入時に取得価額に対し課税される税金

・税率は登録車は車両本体価格の3%、軽自動車は2%

・燃費のいい車は「エコカー減税」によって税率が軽減（▲20%〜▲100%）

環境性能割

・燃費性能に応じて、登録車は0～3%、軽自動車は0～2%課税される

・電気自動車は非課税（0%）

・2019年10月1日～2020年9月30日までの1年間に購入した車は「環境性能割」の税率から1%分軽減（登録車は0～２%、軽自動車は0～１%になる）

以前より少しエコカーの優遇率が上がるようですね。

どちらも、自動車を購入する際に掛かってくる税金で、環境性能で優遇率が変わってくるというのは共通です。

正直分かりにくいので以前の自動車取得税のままで「エコカー減税」の優遇率だけ調整してくれればよかったのに、と個人的に思います。

ではレクサス新型RXの優遇率がどうなるのか見ていきたいと思います。

レクサス新型RXの場合

となります。

最大級の優遇ってわけではありませんが、車重のあるプレミアムSUVではかなり健闘しているほうです。

ただ、これだけではいまいちピンと来ないと思うので、主なグレード毎に分かりやすく、いくら減税されるのかを具体的に表にして見てみます。

レクサス・新型RX、グレード別の自動車税は！

（駆動方式はすべて２WDを記載）

やはりハイブリット車が際立つ結果になりました。

ガソリン車に比べると100万円以上高くなるハイブリット車ですが、購入時にこれだけの優遇措置があると購入のハードルが多少下がってくるのでは無いでしょうか。

レクサス・新型RX、大人気SUVの諸経費は！

「購入時に自動車税が大きく減税できることがわかったけど、実際の諸費用ってどのくらい掛かるの？」

って疑問も、もちろんあると思うので人気のグレード”バージョンL”のガソリン車とハイブリット車の諸費用がいくら掛かるのかわかりやすく表にまとめてみますね。

差額はなんと、170,650円！

倍近く諸費用が変わってきますが、あくまでこの表は参考価格ですので、装着オプションや販売店によって変わってきますので参考程度にとどめておいてください。

実燃費はどれくらい？乗り方で変わってくるの？

引用：https://www.carsensor.net/usedcar/bLE/s008/nenpi/

レクサス新型RXのメーカー発表の燃費と実燃費は以下の通りです。

実燃費は各サイトやネットのレビューを参考にざっくりとですが平均を出しています。

母数は少ないですが、実燃費はメーカー発表燃費の約7割という定説からも大きくずれていない結果に。

もちろん、ユーザーの乗り方によって大きく変わってくるのが実燃費です。

一般的な車の常識のように、

・高速道路などの定速走行が多いと燃費が良くなる。

・街中など加減速が多かったり、渋滞などでアイドリング時間が多くなると燃費が悪くなる。

というのはもちろん、レクサス新型RXも同じです。

レクサス新型RXだけに限った話では無いですが、先行車の動きを注視したり、前方の信号が変わるタイミングを予測してブレーキや加速のタイミングを工夫することで、燃費はかなり変わってきますので、よりエコな走りができるようにぜひ実践してみてくださいね。